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ブラック企業卒業!第二新卒なら楽々転職できる

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ブラック企業のシステム会社で人生という貴重な時間を無駄にしていませんか?ここでは、私が新卒でブラック企業に勤めて感じたこと、第二新卒の派遣エンジニアが今後取るべき行動を紹介します。

IT系ブラック企業に新卒から3年勤めて分かった事

私は新卒から約3年間、薄給・毎週休日出勤・終電当たり前・期限のプレッシャー・分からない事だらけによるストレスを経験してきました。

そして、2008年~2009年のリーマンショックによる影響で一気に景気が冷え込み、自社待機のエンジニアが急激に増えました。幸いにも私は、プロジェクトが継続していたため、自社待機にはなりませんでしたが、プロジェクトに派遣されないエンジニアは会社から見るとただのお荷物に過ぎません。

数ヶ月後には、私の同期(20代前半)も含め徐々にリストラが始まり、エンジニアの整理解雇が進められました。この時エンジニア派遣型のシステム会社に感じたのは、結局はエンジニアは使い捨ての駒であるということでした。

ビジネスモデルの特徴上、また景気が悪くなれば経営側にとってリストラは合理性のある決定なのかもしれません。しかし、リストラされるエンジニアは、人生という時間を切り売りして会社に貢献したにも関わらず、薄給で最後は切り捨てられるという事を考えると「あまりにも悲惨な立場である」と20代前半で若輩ながらも感じました。

システムエンジニアとエンジニア派遣型ブラック企業の関係性

エンジニア派遣型のIT企業は、SEをプロジェクトに派遣して利益を上げるビジネスモデルを取っています。このような特徴から景気が良いときは、システム開発を発注する(エンドユーザー)側のシステム投資も活発になるため、多くのエンジニアがプロジェクトに派遣されます。

つまり、エンジニア派遣型のIT企業は、未経験者でも開発プロジェクトに派遣できれば、それだけで利益を上げることができるのです。このようなビジネスモデルの特徴上、システムエンジニアは自社に対する帰属意識が低くなる傾向があります。

この問題を解決するために、月1回はエンジニアを帰社させてプロジェクト報告会や飲み会などを催し、帰属意識を高める工夫をしている会社も中にはあります。

第二新卒ならあなたの将来性と技術をもっと高く買ってくれる企業はたくさんある

ブラック企業に勤めていると、精神的にも体力的にも消耗するため、週末は寝るだけで過ごすことも多くなりがちです。また、あまりにも時間が拘束されるため、視野も狭くなりがちです。このような生活リズムが続くと、悪循環から抜け出せなくなり、行動範囲も狭くなります。

経営側にとって、社員が辞める(離職する)ことは利益に直結してくるため、事業リスクとなりますがあなた自身が悪循環から抜け出せなくなると、経営者を肥えさせる存在となり続けることになります。だからこそ、行動できる気力が残っているときに、経営者のためではなく「あなた自身のためになる事を成さねばならない」と思います。

それは、転職でも副業でも独立やフリーランスに向けた行動でも構いません。ブラック企業で唯一メリットと言えるのは、技術を早く身に着けられることです。しかし、身に着けた技術を経営者に安く使われるのは悔しいと思いませんか?

視野を広げ行動すれば、あなたの技術をもっと高く買ってくれる経営者は必ずいます。また、第二新卒や20代中ごろなら将来性があるため、転職を有利に進めることができるので自分自身を高く売ることもできます。

精神的・体力的にきつくてもどこかで奮起しなければ、いつまで経っても安く使われ続けます。これはもったいない事です。

エンジニア派遣型のIT企業は雇用が不安定

20代中頃のときは自分がリストラされるなんて事を微塵も思いませんが、エンジニア派遣型のIT企業はビジネスモデルの特徴上、年齢が若くても雇用は不安定な傾向にあります。このような企業は、景気が悪くなれば社員より会社を守ることを優先するので利益に貢献しない待機エンジニアから切っていきます。

しかも不景気の波はすぐそこに迫っていることをご存知でしょうか。日銀の金融政策で量的緩和・マイナス金利を導入しても物価が上向かず、急激な円高の流れで輸出関連企業の打撃による日経平均を始めとする株価の暴落、待ったなしの超高齢化社会による消費の減少など、日本経済は今後ますます縮小していくと考えられます。

このような状況の中、もしも何も行動せずにいきなり切られたらあなたに残るものはなんでしょうか。かといって、毎日疲労困憊(こんぱい)で何もやる気が出ないのも分かります。いきなり、副業のために行動する・独立のためにWEBサービスを構築するとかは無理かもしれません。

しかし、転職サイトに登録するだけはできるはずです。

転職サイトに登録することで、あなたの客観的評価を知ることができるため、今後の行動指針に繋がります。また、企業からアプローチ・スカウトメールが来れば自信にも繋がり、励みにもなります。

転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントを活用するメリットは、エージェントの報酬体系にあります。エージェントは、成果報酬で企業から紹介料をもらうため、転職者がうまくいくように無料でサポートしてくれます。

転職エージェントの中でも面接や職務経歴書の添削など、無料でサポートしてくれるところもあるので、使わない手はありません。
また、企業のホームページ上では採用募集をしていないところでも、実はエージェントを通して採用活動をしている企業もあります。転職エージェントに登録することで多くの会社を取捨選択できるのも1つのメリットです。



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まとめ

新卒から2年~3年くらいはやる気に満ち溢れている時期で勉強や仕事もがむしゃらかもしれません。しかし、ふと気づくと30代を目前に何も改善されていない事にも気付きます。それがブラック企業という環境です。

がむしゃらに頑張った結果がブラック企業の経営者の肥やしにならないためにも、自分の努力が報われるような行動を起こしていかなければなりません。

経営者から見れば、あなたは(会社法に基づいた)ただの使用人です。しかし、使用人でも意地はあるはずです。会社に忠誠など誓わず、あなた自身のためになる行動だけをしていきましょう。

金融系社内SEの仕事内容とプロジェクト管理の生の実情

社内SEはステークホルダーの橋渡し役

私が携(たずさ)わっている金融系の社内SE業務は、システム開発案件に絡む役員との合意形成、開発ベンダーとの仕様決めやスケジュール調整、部署間の調整等がひとつの役割としてあります。また、私が配属されている部署は、システム統括部門なので経営陣からの要望や部署から上がってくる要望等も集まってきます。逆にシステム部門から案件を起案し、ボトムアップで開発を進めるケースもあります。

開発は役員と合意形成を踏むことから始まる

開発案件を進める上で、必ず必要なのが経営陣との合意形成です。会社の規模にもよりますが、大きな企業だと事業部長が決裁権を持ったりします。私の会社は中小企業なので金額によって社長の決裁が必要だったり、事業部長クラスだけの決裁だけで案件を進められるケースもあります。

ブラック企業でシステムエンジニア(以下、SE)として開発をやっていた頃は、(立場も低かったため)役員とやりとりする事は一切ありませんでした。SEは決められた仕様通りにシステムを構築するだけなので、役員にプレゼンテーションなどするはずもなく、設計書のレビューでプロジェクトマネージャーや関係者に淡々と説明するだけでした。

しかし、社内SEという立場になってから、直接社長や役員に現状の課題や投資効果等を説明する機会が増え、開発案件のプレゼンテーションを行うようになりました。開発は発注するユーザーがいて初めてプロジェクトが動くことをこの時実感しました。SEをやっていた頃は、「期限内にいかに実現するか?」しか考えていなかったため、発注するユーザーなど微塵も頭にありませんでした。

ボトムアップ案件の決裁をもらうためには根回しが必要

経営陣から号令がかかるトップダウンの案件は、決裁権を持っている役員がやると決めているので、私たち社内SEの兵隊達は、実現に向けて社内調整や開発ベンダーとの調整に着手します。一方、ボトムアップで進める案件は、説明責任が伴うため、投資するからにはリターンが見込めるビジネス案件だったり、必要性や根拠等をしっかり説明することになります。

最も苦労するのが理屈だけでは人は動かないということです。収益性が見込めるビジネス案件でも、決裁権を持つ人は、感情を持つ人間なので理屈だけでは動かないケースも多々あります。なぜならビジネスは感情も入ってくるからです。感情とは、ビジネスに対する思いや考え方に当てはまりますが、感情が入ってくると現場と経営間でズレが起こりやすいです。

どうしても進める必要があると思えば、提案内容をブラッシュアップしながら根気よく説明します。また、決裁権を持つ人に対して発言力のある人にも協力を仰ぐこともあります。それでもダメな時は、時期をあらためてタイミングを見計らって再度提案することにしています。このように社内SEは、人間関係や相手の思いなどを把握しながら成果を出すための行動が求められる職種です。

社内SEはとにかくミーティングが多い

社内SEをやっていると、ミーティングで1日がつぶれてしまうこともザラにあります。業務内容は会社によって異なりますが、私の部署はデータベース(オラクル)もいじれるため、営業部署からのデータ集計依頼や抱えている案件の調整等、多岐に渡るため、大きな案件を動かしているときは特に忙しくなります。

社内SEのミーティングで特に多いのがシステムベンダーとのやりとりです。各週に行う定例や開発案件に関わる仕様決めミーティング、外部からくる提案営業とのやりとり、部署内の定例などがあります。

このようにミーティングが多いと、抱えているタスクも進まないのでコントロールも求められます。一人でテンパっても仕方ないので上司と相談しながら、自分のキャパシティを超えないタスク管理も必要になってきます。

SE時代のスキルを活かせる

社内SEになるとITスキルは求められませんが、技術を持っていれば必ずどこかで活かせるタイミングがきます。私の場合は、営業部署向けの集計バッチや部署内で活用できるツールなどに活かしています。ただし、あまりITスキルを求めすぎると違った方向に行ってしまうので注意が必要です。

社内SEはコミュニケーション力があると社内で上手に立ち回ることができます。ただし、立場上、社内政治に巻き込まれたり、ゴマすり社員を目の当たりにしたり、会社の気持ち悪い面も多く見えるポジションなので、エンジニア気質が強いと自分の中で消化しきれなくなります。

なお、ここで言うコミュニケーション力とは、単に会話上手のことではなく、相手の気持ちを汲み取れたり、配慮できたりと目に見えない会話術を指しています。社内SEに求められるコミュニケーション力については、別の章であらためて詳細に説明します。

まとめ

社内SEといっても環境によって業務内容は大きく異なります。小さな企業だとインフラまでこなすスーパーエンジニアがいるかもしれませんが、私の場合は、プロジェクトマネジメントに特化した社内SE業務をこなしています。

仕事内容を細分化すれば、もっと多くの業務はありますが、大まかに説明すると、先に述べた内容となります。もし、あなたがブラック企業に勤めて不満を感じているなら、転職という手段も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

あなたのスキルと人間性を求めている企業は、必ずどこかにあります。「自分に社内SEが務まるのかな?」「社内SEに応募する資格はあるのかな?」など不安に感じて行動できずに立ち止まってしまう方もいるかもしれませんが、採用側は、そのような視点であなたを見ていません。

採用側が見るのは、情熱(志望動機と説得力)・プレゼンテーション能力(職歴の説明)・話し方・雰囲気などであり、フィーリングに近いもので判断をしています。だからこそ、不安になって萎縮してしまうのはもったいないです。ブラック企業で安くこき使われるくらいならという気概を持って、まずはどのような求人があるのか転職エージェントに確認するだけでも大きな一歩になります。



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